COTEN RADIO 性の歴史
COTEN RADIO
『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』
セックス, sex
LGBTQ
過激な内容アリ
#26-1
性の価値観は固定化されたものではない。
何が性的かも変わってくる。
コロナ禍でマスクが普通になったことで、マスクを外したときの唇
発情期以外で性行為するのは、人間とボノボとイルカくらい。他の動物は子供を産むための性行為しかしないのがほとんど。
妊娠のメカニズムが分かったのも19世紀頃。
顕微鏡ができて、受精の仕組みが分かるようになった。
化学や医学の発展。
精液を神聖視している部族
成人儀式で、年長者から精液をいただき飲む
イニシエーション
サンビア
「7歳になると精液を体内に注入される」ニューギニアのサンビア社会の少年が必ず受ける通過儀礼の意味
https://president.jp/articles/-/59149
#26-2
先史社会の性
女性器を崇拝する文化
女性器崇拝から男性器崇拝へ。
ファルス
ギリシャ語で「ふくらんだもの」のこと。
男性の性器、男根を意味する言葉。
エジプト神話では、ペニスは生命の象徴。フェラチオは死者の復活の儀式。
人工呼吸のノリ?
古代ではペニスが豊穣さの象徴?
女性の人権
処女が商品として扱われていた。
新品か中古品かの扱いは、所有扱いからきている。
「俺の嫁」という表現??
子どもも所有物としての扱い。
性欲を規制するのは昔からあった。無秩序になるので。
#26-3
近親相姦のタブー
早い時期から禁止されている
そもそもの人口が少ないと近い人とセックスをする人がでてくる。
レヴィ=ストロース曰く、文明化するにあたって少なくなったのではと。
古代エジプトの獣姦
『聖なるズー』
ロバ、ヤギ、鹿
同性愛
広く見られた。
日本でももちろん。
織田信長と前田利家
割礼
#26-4
古代ギリシャ
快楽に寛容
知的好奇心旺盛な人ほど、セックスを楽しむという考え。
ただ、偏りすぎてもよくない。
性行為、勉学、アルコール、など、享楽をバランスよくという考え。
生殖の仕組みの理解は、まだこの時代にはない。
アリストテレスですら女性への理解は低かった。
生殖のセックスと、快楽のセックスは区別されていた。
よい体位、よくない体位
快楽のための体位
年長者が常に挿入する側
マウンティング
宗教儀式としての乱交
神殿での売春。宗教的によいことだとされていた。
アフロディーテ神殿
ミノタウロスは獣姦行為で生まれたとされている。
パーシパエー
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パーシパエー
#26-5
ローマ
ローマ文明, ローマ人
コロッセオ
暴力がエンタメになっていた。
コロッセオ近くに売春宿が多々存在していたと言われる
快楽を得ないと妊娠しないという誤解
レイプされて妊娠したときに、快楽を得ていたんじゃという誤解にも繋がる
男性の同性愛
キリスト教の導入により、変わっていく。
法律で挿入されることを禁止する。
その後、男娼を取り締まる。
そこからさらに、500年ごろ、禁止行為をした場合、死刑。
文化的に禁止していたものを、法律で禁止するのに、数百年ほどかかった。
それだけ慣習が根付いていた。
#26-6
5世紀ごろ、ローマ帝国が終わる。
「セックスを楽しむな」
セックスを通しての快楽を得る、楽しむのは罪
懺悔して、赦してもらう
騎乗位はダメ。精子が届かないから。精子が届かないセックスは、快楽が目的になっている。というロジック。
マスターベーションをキリスト教では罪として扱われる。恣意的に楽しんでいるのでダメ。
#26-7
ルターの出現により宗教改革が行われる。ここからさらに、規制が厳しくなる。
プロテスタントとカトリック
プロテスタント
厳しいルール
売春、不倫、NG
不倫を行ったものは死罪
望まない妊娠し、父親のいない子を産むと、中絶したり逃亡生活。
グーテンベルクの印刷機の発明により、ポルノが生まれる。
ポルノが出てきた当初、法律で規制するものがなかった。
ポルノが急激に広まる。
#26-8
18世紀終わりのヨーロッパの性
ポルノ、エロ本の普及
構造的な問題を個人の問題として扱ってしまう
#26-9
ヨーロッパの回、最後。
性的合意年齢、14歳?? そこからさらに引き上がっていく。
フロイト
無意識の発見
なんでもセックスと関連付ける
ユング
性病の蔓延
宗教と科学
#26-10
アジアの性の歴史。
中国🇨🇳
儒家による節度のある性
健康のためのセックス
房中術
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/房中術
本来の房中術は、性という人間の必須の行為に対して節制を保ち、おぼれることなく適度な楽しみとし、無用に精をもらさないことで身体を保養し、男女の身心の和合を目指すものであった。
陰陽
同性愛にも寛容
最も古い記述は、皇帝と美少年の関係
宦官
去勢された美少年
詩人
李白、白居易
纏足(てんそく)
足が小さいほどよいという価値観
https://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/exhibition/2022_women_3/chapter_01/
纏足という言葉を聞いたことがありますか?纏足とは、前近代の中国で行われた、女性の足を布で縛り小さく変形させる慣習です。纏足は美と女性らしさの象徴でした。
纏足が実際に行われた証拠が残っているのは13世紀以降で、纏足を最初にしたのはエリート階級の女性でした。農作業に不向きな纏足は社会的地位の高さの指標の1つだったのです。17~18世紀になると、紡織の発達と木綿生産の普及を背景として、農民の娘たちも屋内労働をする機会が増え、競って纏足をするようになりました。
シンデレラ
足の小ささが性欲の対象
スカトロ
健康として性を捉えるという、この人たちなりのロジックがあった。
当時の絵が多く残っている。
#26-11
古代から中世における日本の性
#26-12
武士の時代は、武士同士のセックス
自由な性
一夫多妻制
明治時代
近代化
性規制していた西洋社会の基準を積極的に取り入れようとする
#26-13
20世紀の性
科学の発展により、バースコントロールができるようになり、セックスを楽しむことができるようになった。
ジェンダー論のはじまり
普遍的な、絶対的な性の概念というのは無い。
その時代時代によって、考えは変わってくる。
人権
ドラゴンカーセックス